小沢氏続投で摩擦も=「不起訴処分」には安堵−民主(時事通信)

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が小沢氏不起訴の方針を固め、政権与党の最高実力者が刑事責任を問われる事態は回避されることになった。政府・民主党内には安堵(あんど)が広がったが、小沢氏の続投による支持率のさらなる下落を懸念する声も根強い。進退問題が沈静化するかは依然不透明だ。小沢氏に近い同党若手は3日、「幹事長続投は当然だ」と強調。小沢氏と距離を置く中堅の一人も「小沢氏は辞めないだろう」と語った。 

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